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河底0メートル

いわれてみれば、たしかにきこえる

料理にも物語性があるかも

二時間行列待ちが当たり前というラーメン屋に夕方行ったらガラガラで直ぐ入れた訳なんですが、席に座って壁に貼ってある雑誌の記事等々を見た後に運ばれてきたラーメンを食べたらまあ美味しいんですけど二時間は並ばないかもな、と思ったのです。

 

「二時間行列待ち」とか「店の歴史」なんて事も知らなかったので、もし壁の記事を見ずに食べていたら、「ラーメンを食べた」という、明日には忘れてそうな出来事として過ぎ去ったはずなのです。しかし、「行列待ち」というエピソードが加わってしまった事によって「そんなに待ってまでも食べたいラーメンは美味しいに違いない」という情報が加わったが為に、「美味しいけど、並んでまで食べるほどでもない」という負の評価になってしまいました。

 

これがもし本当に二時間待って食べたとしたら、おそらくですがもっと美味しく食べれたような気がします。自己肯定感といえばそれまでですが、二時間も待って食べたものが普通の味だったら、二時間のロスとなってしまうわけで、それを打ち消す為にも「店の歴史」等々、料理に対するエピソードをこれでもかと付け加える事で実際に感じた味覚以上の美味しさを味わうのかもしれません。

 

「南極から取り寄せた氷」や「熟練の海女さんが取ってきた鮑」等々、料理に何かしらエピソードを加えてしまうのは、料理の美味しさを高める一つの方法なのかもしれません。

逆に言えば、あまり美味しくないものでも、そのエピソードによってはごまかされる事が可能であるともいえます。そういえば鯨も普通に食べていた時はあまり美味しいとは思ってなかったような気がしますが、なかなか食べられなくなってからは思い出補正なのか何となく美味しい気がするのは、自分の舌がバカだからでしょうか?

 

藤原製麺 札幌円山動物園白クマ塩ラーメン 112.4g×10袋

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