アフィリエイトは男らしくないのか
「男らしい」というと語弊があるかもしれませんが、間接的に儲けているという事が何となく卑しい感じに受け取られるのかもしれません。何の話かというと「アフィリエイト」の事です。
記事に対して直接支払われるのであれば文句をつけられる事はあまり無いように思います。いわゆる「原稿料」という形は一般的に理解されやすい。
これが記事ではなく紹介したリンクや商品によって支払いが行われるとなると、とたんに嫌悪感を催す場合が少なくありません。書いたものではなく、紹介して売れたものから報酬が発生するという間接的な対価は得てして炎上しやすいように思えます。
まったく同じ記事であってもアフィリエイトの有る無しが、ある意味記事の示す結論すら変えてしまう事すらあるかもしれません。最後に商品へのリンクがあるが故に「この記事はこの商品を買ってもらわんが為に書かれたのか」と誤解されるという可能性を考えるに、アフィリエイトに対する嫌悪感は相当なものがあるような気がします。
とはいえ、逆の立場にたてば当然儲かったほうがいいに決まっているので、結論を変えない程度にはリンクを張りたいと思うのも人情。色々書いても原稿料が出るわけでもないので、むしろ張るのが当然の権利とも思えなくもない。
記事で直接稼ぐのが男らしいならば、アフィリエイトで間接的に稼ぐのは女々しいという、フェミニスト団体に怒られそうな表現を使いたくなるような今日このごろ。
そういえば、先月上がった消費税も「間接税」と言われてますが、なんだか嫌悪感が凄いですね。女々しいからかしら。そんなわけはない。