河底0メートル

いわれてみれば、たしかにきこえる

住み替える家10

内覧は支店トップの件数との事ですが、なかなか成約まで進みません。担当のSさんも一度内覧に来ていただいた方に値下げの連絡をしたりとフォローしていただいているようですが、やはりマンション自体の相場が上がり過ぎて、少し狭いとはいえ誰でも買える値段ではない事がネックとなっているように感じたので、再度値段を下げて反応を見る事にしました

 

やはり値段を下げると問い合わせもぐっと増えたとの事。そんな中、Sさんから一度内覧に来た方から反応があったとの連絡をいただきました

「ただし」とSさん、「怒らないでください、もう少し下げてもらえませんか」とのお話。すでに二度下げてるのですが、更に下げるとなると当初よりもかなり下げる事になります。住み替えなので次の住まいの額にも影響を与える事になり、しばし悩む事に

正直、下げた値段でも買った時よりも高い額で利益は出ます。ただ相場としては当初シミュレーションでもらった額よりやや下で、待てばもっと高く買ってくれる方が出てくるかもしれない。でも、これだけ内覧して疲れもあるのと、このチャンスを逃すと繁忙期の2月、3月を超えてしまい、しばらく話がない可能性もある。4月になると買主がぐっと減るので成約しても更に安い値段になる可能性も出てくる

悩んだ結果、下げ幅を半分まで戻して訊いてもらう事にしました。売値何千万に対して下げ幅何十万という額ですが、引っ越しや仮住まいの事を考えると数万円でも高くしたいという思いと、当初売出価格からちょうどキリのいい額まで下げて、それなりに納得できるところという思いでした