河底0メートル

いわれてみれば、たしかにきこえる

住み替える家11

売却価格をキリがいい数字で押し戻して様子見していましたが、相手も頑として引かないとの事。これで決裂しても仕方ないかと思っていましたが、結論は意外なところにありました

こちらの言い値と相手の言い値の差額は仲介手数料から引くとの事。なるほど。

仲介手数料は上限額は法律で決まっているものの、下げる分については規定が無いので、下げられるわけです。もちろん不動産会社に取ってはその分取り分が減り、Sさんには申し訳ない感じにはなりましたが、ここは泣いてもらう事に。

というわけで、売却は決まりました。結果から言うと、最初につけてもらった相場価格の下限近くでした。買う側も当然相場価格を知っているので、欲張って高い値段をつけても成約するのは相場価格に近くなるものだな、とは思います。とはいえ購入価格からは高く、今自分がその価格で買うかと問われたら、笑顔で「買えません」というしかないです。

利幅はちょっとした宝くじに当たったようなものでしたが、次を買うという目的があるので自由に使えるわけではないのが実に惜しい。とはいえ、次の家の支払いまでには少し間があるので、半分投資信託に入れたら、タイミングが良かったのかちょっとだけ増えました。

 

さて、次の家です。ここで出てきたのが、最初に見た家でした。サイトをみるとまだ売却中とある。広さはまあまあ、値段もまあまあ、もともと営業中なので店舗としてすぐに使える、と場所以外は願ったりかなったり。

早速担当のSさんにあたってもらったところ、昨日売却が決まったとの事。不動産あるあるの一つ「全然動いてなかったのに、買い付けようと思ったら他の人が買ってた」を経験してしまいました。他の不動産あるあるはよく知りませんが、経験したくないものです。

 

というわけで、購入は振り出しに戻りました。いや、駅近のビルがあります。これを具体的にどうにかすれば、と思っていました。