河底0メートル

いわれてみれば、たしかにきこえる

住み替える家19

リフォームの相談に世田谷まで。初めて降りる駅からほど近くに事務所がありました。

最初の面談から社長がお出ましになり、まずリフォームのイメージを膨らませる為に、理想の生活を描いて欲しいとの事。好きなもののコラージュでもいいし、どういうものに囲まれて、またどういう風に暮らしたい。例として社長はキャンプが好きなのでアウトドア風味、車も好きでアルファロメオ(でも社長は持ってない)という感じで写真が色々貼り付けてあるサンプルを出されました。

そして、他の会社では難しい顔をされた「風呂を一階に」という要望も「行けると思います」と即答。さらに今ある幅50センチくらいしかないベランダを内側に拡張して広げるのはどうか、という提案。

ベランダ拡張なんて思いもしませんでした。今ベランダにある高さ1メートルに伸びた柚子の木をどうしようかも悩む必要もなくなります。

 

この時点で6割くらいこの会社にお願いしようと思ってしまいました。今まで訪れたリフォーム会社だと「設計会社」と「施工会社」が別々になっていて、できるかどうかは結局施工会社次第のところがあり、そうなると設計はあまり無理をせず余裕を持つような感じです。

面積が広ければ抽象的な設計でも後の施工で何とでも出来ますが、なにせ狭小住宅なので詰め込むだけ詰め込むしかなく、そうすると「風呂が一階」というのがかなりネックになる。しかし設計と施工が同じ会社だと、入る入らないはすぐに判断できる為、設計もかなり具体的に出来る、という感想でした

 

ここで決めてもいいくらいでしたが、コラージュという宿題をもらって帰りました。妻も私もこの手の課題は大好きなので、それぞれ作成する事になりました。理想的な暮らしとは何か、を考えるのは初めてで、普段意外と考えていないという気づきもありました。