河底0メートル

いわれてみれば、たしかにきこえる

住み替える家20

この時コラージュで書いた暮らしは、今となってはだいぶ違っているとは思います。しかしそれでも生活の輪郭のようなものをハッキリさせた事で、メリハリがなくなりがちな日々の暮らしを、少しだけでも理想に近づけようと考えるきっかけになりました。

「住まいを替える」という事は、「暮らしを替える」という事でもあります。賃借期限とか転勤とか漫然と引越しするのではなく、自分たちで決めて住み替えるという選択は、考えてみれば初めての事でした。その意思の部分を端的に表したのがコラージュだと考えると、あの時期はこんな暮らしを考えていたのかというメルクマールとなっています。

 

理想的な暮らしについてのコラージュを完成させてメールで送りました。現地調査の結果もお風呂一階、ベランダ拡張は可能との事なので、ここでほぼ決めていましたが、他の会社の結果も確認してから返事する事に。