肩こりにならない方法
慢性的な肩こり
こりますか?肩。私はこります。肩こりというやつです。
一日中机に座りっぱなしで、肘をつきながらキーボードを打っていると、夕方あたりに肩のあたりに鋭い痛みが走ったりします。なるべく肩を動かすようにしてはいますが、まったくもって痛みに追いつかない。
週末にジョギングなどして血行をよくしたりしないと、本当につらくなります。
肩こりはいつからか
そもそも肩こりになったのは10年くらいまえからなのですが、実はその前からも「肩こり」ではありました。肩が重いな、とか何となく違和感がある、と感じていたのですが、ある日突然「これが肩こりか!」と看破してしまったのです。つまり、それまで長い間肩こりだったのですが、それを「肩こり」と認識せず、「肩が重い」と判断しながら生活していたのです。この症状に「肩こり」と命名してから、それ以来ずっと肩こりとなりました。
それは本当に肩こりか?
肩こりではなかった人がある日突然肩こりになる。そんなわけはありません。これは肩こりだ、と認識した時に、人は肩こりになるのです。ということは、肩こりを「肩こり」と認識しなければ、それは肩こりではないのです。嘘みたいですが、そうなんです。
例えば「草食系男子」なんて言われなくても、昔から引っ込み思案な男子はいたのですが、レッテルを貼ることで何となく理解したように感じていないでしょうか?「奥ゆかしさ」や「思慮深さ」も十把一絡げに「草食系男子」として認識してしまうと、それぞれの良さは消えてしまいます。
詭弁でしょうか?いいえ、だれでも。
「風邪」があらゆる症状を指すように、「肩こり」だって千差万別で、実は「肩こり」が肩こりではない可能性もあるでしょう。血液型占いでひたすらA型を見ていたが実はAB型だった、なんて話もあるので、ある程度の客観性を持った結果から判断しないと、それは単なる思い込みにしか過ぎない可能性もあります。あなたは本当に肩こりなのでしょうか?単に肩に力が入りすぎているだけではないでしょうか?
「肩こりかな?」とおもった時に「これは本当に肩こりだろうか?」と疑ってみてください。疑うだけでも若干症状が軽くなる気がすると思いますよ。詭弁だとしても害があるわけでもなく、プラセボ効果だと思えば問題ないわけです。
とはいえ、「運動選手は肩こりにならない」とも言いますから、適度な運動が一番なのは間違いないわけですが。