河底0メートル

いわれてみれば、たしかにきこえる

住信SBIネット銀行にローンを借り換えた(でも実行日前)2

つづき

 

相談してみたら、やたらと安くなる

Amazonギフト券欲しさにホイホイ相談に行ってみたのですが、このままSBIモーゲージで借り換えても200万安くなるというのを聞いてみると、「イッチョ借り換えたろうかい」という気になりましたから、現金なもんです。

当然、モーゲージ側もメリットがあるから借り換えを勧める訳で、借り換える時に支払う「事務手数料」というのが25万くらい掛ります。

貸し手の立場に立ってみると、ローン金利の元となる10年国債が今のところ0.7%くらいですから、単純に言うと貸出金利1.5%くらい(ローン期間20年超の場合)との差額と事務手数料が儲かるという感じでしょうか。まあ、銀行の都合はともかく、月々の支払が下がるのであればこちらとしても嬉しいわけです。

借り換えの手間についても聞いてみると、書類を書いて送付すれば後はモーゲージがやってくれるとのこと。契約に立ち会う事も必要ないとの事で、チョチョッと書類を書けば200万弱が浮くという、冗談みたいな話なんです。怪しいですね。

 

ちょっと考えてみた

このままSBIモーゲージで借り換えても200万弱が浮くのですが、金利がちょっと気になりました。SBIモーゲージフラット35しか扱っていないので、1.5%くらいの金利というのは固定金利です。完済まで金利がずっと変わらないのですが、その分ちょっと高い金利となっています。

もう一つ、他の銀行では変動金利を扱っている銀行があり、最安だと0.6%くらいの金利です。その代わり、「変動」の名の通り金利が上がったり下がったりするわけです。

 

ここで一つの問題が生じます。

「安定した固定金利をとるか、リスクをとって安い金利にするか」

 

しかしちょっと考えてみました。いま金利は借りた当初より下がりきっています。これから上がる事もありますが、急に1%金利が上がるという事があるのか。消費税の3%アップでこれほど大問題になっているわけですから、突然の1%上昇というのは由々しき問題です。ギリギリでローンを支払っている人が払えなくなれば、サブプライムローン問題のような事が起こりえるわけですし、そんなに急には上がらないんじゃないか、と見通しを立てました。

正確に言えば「両方ミックスする」という折衷案もあるにはあるのですが、ここは一つリスクを取ろうじゃないか、あわよくばその差額をNISAに回してアベノミクスを満喫しようじゃないか、という捕らぬ狸の皮算用を弾いたわけです。

※先に申し上げておきますが、あくまで個人の見解ですので同じようにして借金を抱えたからといって訴えられても、当方としては責任を負いかねます。効果には個人差がございますので、ご利用は計画的に。

 

住信SBIネット銀行に決めたわけ

で、変動金利を扱っている銀行を探したのですが、最近は「金利が安い=ネット銀行」なので、必然的に選択肢は狭まれます。そこで住信SBIネット銀行の「Mr.住宅ローン」に狙いを定めました。

ソニー銀行の方が金利が安いのに、なぜ住信SBIネット銀行なのか?」という疑問には、「ソニー銀行を見落としていました…」と伏し目がちに告白しておきます。住信SBIネット銀行は口座を開いていたので、イヤでも住宅ローンの広告が目についていたのです。もっといいわけすると住信SBIネット銀行SBI証券に即入出金が可能で、SBI証券にも口座を開いている人にとっては、ローンも投資も入出金が一本化できるというメリットもあると思うんです。

そんなわけで、そんなに大した理由もなく住信SBIネット銀行に決めたので、ホームページから仮申込みを行いました。

 

なぜか申し込みができない?

申し込みはネット上で借入額等々を入力していくだけの、ごくごく普通の申し込みなのですが、なぜか一番最後の申請ボタンを押すとJavaScriptのエラーで弾かれる、というトラブルに見舞われました。ブラウザのせいかと思い、 ChormeじゃなくIEから申し込んでもダメ、WindowsからMacSafariにしてもダメ、とダメダメづくしでホトホト困り果てて、住信SBIネット銀行のトラブル対応に連絡をしました。

次の日に電話がかかってきて、どうやら元々口座に登録してある住所の登録で足りない部分がある為に登録が進まないらしく、口座情報で住所を入力しなおしたらあっさり申請出来ました…。

元々口座を持ってなければこんなエラーもなかったのに、というご批判は甘んじて受けますが、それにしてもローン申込時に住所を一から打っているのに、元々登録してある住所とどういう照合をしたらエラーになるのかよく判らない。まあ、登録できたのでよしとします。

つづく